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インスタの常識が変わった! “映え”より、内容が評価される時代へ。

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インスタの常識が変わった! “映え”より、内容が評価される時代へ。 ──2026年、Instagramを伸ばす基本の考え方。

2026年、Instagramを伸ばす基本の考え方
2017年、「インスタ映え」が流行語となり、
Instagramは、“美しい写真を眺めるSNS”として人気を集めました。しかし2025年の今、Instagramは「眺める」場所から 「探す」場所へ と大きく役割を変えました。変わったのは、ユーザーの使い方とInstagram自身の仕組みです。

今回は、その変遷と「対策」を解説します。


目次

Instagramが、“映え→検索ツール”になった理由


近年、Instagramの主要ユーザーは10代中心から20〜40代の生活者へと広がっています。働く大人や子育て世代を中心に、日常の情報をSNSで確認する習慣が定着し、Instagramの使われ方にも変化が生まれています。

これまでGoogleで調べていた「選び方」「使い方」「雰囲気」「生活の知恵」など、日常のちょっとした“気になる”を、Instagramで手軽に確かめられるようになったためです。
その結果、Instagramは、きれいな写真を眺める“写真集”のような場所から、必要な情報を探して調べる“図書館”のようなSNSへと変化しつつあります。

リールの登場とInstagramの独自進化

2020年、TikTokの台頭を受けてInstagramはリールを導入しました。InstagramがTikTokと少し違ったのは、流行りを追うエンタメ性より、“生活の役に立つ情報” を重視する方向へ進化したところです。

Instagramでは、ネタ・娯楽・今流行ってるものよりも、生活情報 / 悩み・HowTo・選び方系などの実用性や共感のある投稿が評価されるようになりました。

「まずはフォロワーを増やそう」は時代遅れ

以前のInstagramは、フォロワーが多いほど見られやすい登録者数型でした。しかし今は違います。現在のInstagramは、AIが「興味を持ちそうな人」に自動で届ける“おすすめ型” に変わりました。

つまり、Instagramは「フォロワーに届けるSNS」ではなく、AIがつながりのない人にも必要なら届けてくれるSNSになったのです。

そのため

  • フォロワーが多くても見られない
  • フォロワー0でも内容が良ければ伸びる

という現象が当たり前になっています。

“AIシフト”で変わった、ハッシュタグの役割

いまだに「ハッシュタグは何個入れるべき?」という質問は多いですが、かつて投稿の伸びを左右すると言われていたハッシュタグは、「補足キーワード」程度の役割に変わってきています。

現在のInstagramは、AIによって投稿の内容そのものを理解するようになりました。AIが解析する情報は、次のように多岐にわたります。

  • 1枚目の画像に入っているテキスト(タイトル・コピー・注釈など)
  • 投稿文(キャプション)のテキスト
  • 動画内のテロップ
  • 音声(音声認識)
  • 写真に写っている物体やシーン
  • 滞在時間・保存などユーザーの行動データ

これにより、「誰の、どんな気になるに応える投稿か」 を判定し、おすすめ表示されます。つまり…ハッシュタグをどうするか考えるより「投稿内容そのものの設計 」のほうが、おすすめ表示やリーチに大きく影響します。

今、読まれる投稿の3条件

この3つの視点が大事

Instagramの読み手の多くは、以下のような視点のもと、投稿を見るかどうかを判断しています。だから、投稿づくりもこの3つをしっかりと整えることが最も合理的で、AIの評価(滞在時間・保存率)にも直結します。





1. 私のことだ!と思える(=自分ごと化)

1枚目を見た瞬間、「あ、自分のことだ」「これは私向けだ」と読み手が判断できるかどうか。ここで “自分ごと化” できない投稿は、その時点でスルーされます。
例:
 × サービス紹介
    初めての方へ」「これから○○したい方へ」「○○で迷っている方へ」

 👉 「誰向けか」 が具体的に言語化されているタイトルが強い。

2. 読むと何が得られるか一瞬でわかる(=提供価値)

次にユーザーが判断するのは、「読む価値があるか?」です。つまり、読んだ後に「何が分かる?何が解決する?」か、がタイトルだけで伝わることが重要です。

例:
 × 実施プログラム・商品比較・当社の強み
 〇「やるのは、たったこれだけ」「失敗しない選び方」「不安を先に解消できます」

👉 価値が“宣言”されている投稿は、読み進められやすい。

3. そして、見た目を整える(=UX)

 自分ごと化・提供価値、が整っていても…
 「読みにくいと、離脱されてしまう!」

だから最後に必要なのが、UX(読みやすさ)の最適化。

具体的には

  • 1スライド=1メッセージ
  • 小さすぎない文字
  • 情報を詰め込みすぎない
  • 箇条書き
  • 余白
  • 色は最小限

👉 “読むことを妨げない” デザインが読了率を決めます。

自分ごと化 → 提供価値 → 読みやすさ(UX)
この3つが揃うと、“読まれる投稿”になっていきます!

プロフィールグリッドの並びは重要?

世界観は「投稿単位」のトーン&マナーでつくる時代

以前は、フィードの並び・色味の統一・グリッド整形=「世界観」とされていました。しかし、2026年のInstagramで求められる世界観とは、見た目の揃え方ではなく、「情報の選び方・伝え方の一貫性」のこと。その一貫性は、投稿1本1本にある、読みやすさの基準(トーン&マナー/トンマナ)から生まれます。

  • 文字サイズ
  • 余白
  • 色使い
  • 言葉の選び方

こうした基準が揃っていると、自然と“世界観のあるアカウント”として伝わります。プロフィールグリッドの並びはこのトンマナが積み重なった結果にすぎず、無理に整える必要はありません。

可読性や統一感は、プロっぽく見せるためではなく「ユーザーの使いやすさ」のために整えるもの。投稿単位の読みやすさ・伝わりやすさを揃えること、それで十分です。

「伝えたいこと」をそのまま言うのはダメ

誰のどんな“気になる”ことに応えている投稿なのか?

Instagramで読まれる投稿になるかどうかは、発信者が「伝えたいことを言っているか」ではなく、読み手が「“気になる”ことに応えている」かどうかで決まります。

だから投稿を作るときは、自分の言いたいことを書いたのちに、それが「誰の、どんな、“気になる”になっているか?」という視点で構成し直すと、 見られやすい投稿になっていきます。

整えるべき3つのポイント

1.「誰」の「何」に答えるか、を決める
例:

  • 「はじめての人」が/「知っておきたいこと」
  • 「来場者」によく「質問」されること
  • 「来たことのない人」が実際どうなの?と「気になる部分」

このように読み手の“知りたいこと”を的確にとらえると、
1枚目のタイトルで興味を引ける投稿になります。

最初は難しく感じるかもしれませんが、
AIなども活用しながら、ぜひ 「誰の・何に答えるのか」 を明確にして作成してみてください。

2.「離脱できない」流れをつくる

1枚目で興味を引いた後に大切なのは、最後まで「離脱できない」流れにすること。

ポイント:

最後まで読みたくなる(問題提起→思い込み→気づき→結果など型を作り、それに当てはめていく。

ポイントを押さえた型が作れたら、自然と“最後まで読まれる投稿”をたくさん作っていけるようになります。

3.シンプルにレイアウトする
見た目をおしゃれにする必要はなく、パッと読めればOK。

ポイント:

  • 文字が小さすぎない
  • 情報を詰め込みすぎない
  • 色や配置がごちゃごちゃしない

これは「おしゃれな」デザインを作るのではなく、「読んでもらうため」の基本のレイアウトです。

まとめ

Instagramを整えるのに、
むずかしいデザインや専門スキルはいりません。

  • 誰の、何に刺さるのかを想像し
  • 最後まで見たいと思える流れでまとめ
  • 見やすくレイアウトを整える

この3つだけで、投稿は自然と読まれ、届けたい人に届きます。

貴社の投稿も“整えるだけ”で変わります。

Instagramは、
“刺さる投稿が作れるか” が成果を決める時代です。

とはいえ多くの企業・団体は

  • 視点が上手く転換できない
  • 何から整えればいい?
  • どのレベルが最低限?
  • どこまで内製化できる?

ここで悩まれています。

弊社の無料相談では、御社の現状と目的に合わせて、
今回の内容を“御社仕様”に落とし込み、最適な運用方法をご提案します。

お気軽にご相談ください。


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